寶の道

🍑 桃舟の想い 🍑

🍑 書と言葉

桃舟(とうしゅう)と申します。

五歳の頃に書と出会い、
それから約五十年。

嬉しいときも、
迷うときも、

振り返れば、
いつも私のそばには
書がありました。

書いていると、
自分でも気づいていなかった想いが
ふっと見えてくることがあります。

書作品に向き合う時間は、
私にとって、
自分の心に向き合う時間でもありました。

だからでしょうか。

私にとって書は、
ただ文字を書くことではなく、

いつしか
祈りのようなものになりました。

そして今は、
書とともに
言葉も紡いでいます。

書や言葉との出会いが、
誰かの心にそっと触れ、

その人が
自分の心に耳を澄ませる
小さなきっかけになれば。

そんな気持ちを大切にしながら、
一つひとつ結んでいます。

🍑 寶の道に込めた願い

私たちは、
この世界で生きるうちに、

「普通はこうするもの」
「こうあるべき」
「人と同じでなければならない」

そんな固定観念を、
知らず知らずのうちに
身につけていることがあります。

人と比べたり、
周りの期待に応えようとしたりするうちに、

自分が何を感じ、
何を願い、
何を大切にしたかったのかを

見失ってしまうこともあります。

だからこそ、
ときには外側の声から少し離れ、

自分の心に
静かに耳を澄ませる時間があっても
よいのではないか。

そんな想いから、
寶の道は生まれました。

一枚の書や、
一つの言葉との出会いが、

自分の中にある
大切なものに気づく、

ささやかなきっかけとなれましたら
幸いです。

🍑 この道を訪れてくださるあなたへ

寶の道では、

心について。
命について。
愛や人とのつながりについて。

そして、
自分らしく生きるということについて、

神さま方をはじめとする
さまざまな存在たちとともに、

一つひとつ
見つめています。

けれど、
この道の先にあるのは、

「誰かのようになること」
ではありません。

あなたは、
誰かの代わりではなく、

この世界にたったひとりの、
かけがえのない存在です。

誰かと同じでなくてもいい。

あなたが感じることも、
大切にしたいことも、
歩んでゆく道も、

あなたにしかないものです。

だからこそ、
ここにある言葉を

一つの決められた答えとしてではなく、

あなた自身の心で感じ、
受け取っていただけたらと思っています。

そしていつか、

「私は私のままでいい」

そんなふうに、
自分自身を受けとめ、

自分の心を大切にしながら、
「この私で歩いていこう」と思える瞬間が
訪れますように。

これまで歩いてきた道も、
これから歩いてゆく道も、

あなたらしく、
大切に歩んでいただけたらと思います。

そんな願いと祈りを込めて、

これからも、
一枚一枚の書と、
一つひとつの言葉を、

丁寧に紡いでまいります。

この寶の道を
訪れてくださったことに、

心より感謝いたします。

🍑 桃舟 🍑